つまらない世の中に生きづらさを感じたときに効く考え方とは?

2018年6月16日

生きづらさや疲れなどで世の中つまらないと思っている人あなたは、日頃不快な思いをすることがないでしょうか?

・何となく生きづらい
・何となく疲れる
・何をやってもつまらない

などの思いを持って生活している人が多いものです。

その原因として、世の中に対するイメージが考えられます。それを大別すると、次の2つです。

・自分中心に世の中が動いているイメージ
・動いている世の中に自分がいるイメージ

両者の違いは世の中に対して自分を中心に置いているか否かにありますが、あなたは、どちらのイメージでしょうか?

もし、あなたが現在不快感の多い状況であれば、前者のイメージをお持ちであることが考えられます。なぜなら、前者は「世界の動きについて意識しない生き方」になる傾向が大きいからです。

そこで、今回は世の中に対するイメージについて検証してまいります。

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「動いている世の中に自分がいるイメージ」とは?

便利な道具を使う世の中は、人やモノ、サービスなどが常に動いている状況の中で一人一人の人間が生きている世界と言えます。その世界の中において自分の存在をどう位置付けるかによって、その人の生き方が決まります。

そこで、「動いている世の中に自分がいる」というイメージをお持ちいただくことをオススメします。そのイメージにより「世の中に対して自分のできることは何か?」と問い続ける姿勢を持つことができ、建設的な生き方をすることが可能になります。

反対に「自分中心に世の中が動いている」というイメージですと、「世の中が自分に何かしてくれる」という姿勢になります。そのため、「世の中が自分になにもしてくれない」という状況に陥ると、不快な思いをします。

それが不快な思いになるメカニズムです。

自分中心の世界からの脱出

人は何も意識しなければ「自分中心の世界」で生きることになりますので、「自分中心に世の中が動いている」というイメージに陥りがちです。

そこで、「自分中心の世界」から脱出する意識が必要なのです。いわば、

「自分中心の世界」
   ↓
「自分は世界の一員」

というイメージ転換が望ましいです。

このイメージの転換を抽象的に表現すると、

「自分がいて世界がある」
    ↓
「世界があって自分がいる」

となり、この転換方法を「コペルニクス的転回」と言います。

「コペルニクス的転回」は、人生を生きやすくするのに非常に役に立つ転換の方法です。では、「コペルニクス的転回」について次に詳しく紹介します。

基本概念:「コペルニクス的転回」

太陽と地球と星の活動は宇宙の謎「コペルニクス的転回」は哲学者カントの発案によるもので、わかりやすく説明しますと、次のような発想の転換について名づけられた名称です。

「リンゴは赤いもの。だから赤く見える。」
       ↓
「リンゴが赤く見える。だから“リンゴは赤い”と言えるのだ。」

※なお、この発想の転換の元ネタはカントの言葉「認識が対象に従うのではなく、対象が認識に従う」です。この言葉の意味については、別の記事「「努力しても報われないから頑張らなくていい」は嘘?対処法を紹介!」で紹介しておりますでのご覧ください。

「コペルニクス的転回」により「リンゴは赤いもの」という常識とされる前提を解除していますので、本質的な捉え方ができ、視野が広がり、豊かな発想を生む道具と言えます。

なぜコペルニクスの名前が使われているのか?

コペルニクスは天文学者でありますが、従来の自然科学の定説を転換させた人であるため、哲学者カントが彼の名前を使って「コペルニクス的転回」と名付けました。

では、コペルニクスがどのような転換を行ったのでしょうか?

それは、

「太陽が地球の周りを回っている」(天動説)
      ↓
「地球が太陽の周りを回っている」(地動説)

という転換です。現在の自然科学では地動説が常識となっていますよね。

ただ、転換当時は世の中に混乱を招くとして常識外れ(当時において聖書に抵触する意味合い)のことを提唱すると破門され、最悪の場合には死罪にまでされることがあった恐怖の時代です。

その恐怖の時代の中で、コペルニクスは地動説を提唱し、後世のガリレオに影響を与え、常識を変えることに成功しました。

日常的な「コペルニクス的転回」の例

人間関係は上下左右逆転などなくチームワークが重要では、上記で少し触れました「対象が認識に従う」を応用して、

「AはBに従う」→「BはAに従う」の転回

で日常的な例で使ってみると、どのようになるでしょうか?

上司と部下の例

例えば、

「部下は上司に従う」→「上司は部下に従う」

に転回することができます。

「部下は上司に従う」は「部下は上司の指示に従う」という意味が想像できますね。

では、「上司は部下に従う」はいかがでしょう?

例えば、「上司は部下の仕事の進み具合に従う」という意味が想像できます。

つまり、上下関係を逆転させることによって、従う役割は下位の者ばかりでなく、上位の者にもあるということがわかります。

親子の例

親子の例も上司と部下の関係と同様に転回させると、

「子は親に従う」→「親は子に従う」

となります。

子は親の言うことに従うものでありますが、親は子の何に従うものであると考えられるでしょうか?

これも例えば、

「親は子の成長具合に従う」という意味が想像できます。親は子の成長具合によって接し方を変えたりしますよね。「老いては子に従え」という言葉もあるくらいです。

上記の例から言えること

上記の例から、上下関係の下位の立場であっても、行動次第で上位の立場の行動に影響を与えるということが言えます。

つまり、「コペルニクス的転回」により

「もし私が〇〇の対応をしたら、彼(彼女)はどう動くか?」

という視点を持ち、先読みができるようになります。

すると、不快な思いをする前に「〇〇の対応」を事前に用意することができるので、不快な思いはほぼなくなるものと考えられます。

視点を変えて視野を広くして生きやすい人生にしよう!

視野を広くして生きやすい人生を歩むここまで世の中に対するイメージについて検証してきましたが、いかがだったでしょうか?

・自分中心に世の中が動いているイメージ
      ↓
・動いている世の中に自分がいるイメージ

「コペルニクス的転回」することにより、「世の中に対して自分のできることは何か?」と問い続ける姿勢を持つことができます。

また、「コペルニクス的転回」により上下関係を逆転させて転換してみると、上位の立場の言動の先読みをすることができます。

これからは「コペルニクス的転回」を活用して、視点を変えて視野を広くして生きやすい人生にしていってみてはいかがでしょうか?

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