「何のために働くのかわからない」悩みを解決する3つの「働く意味」とは?

「働く意味」がわからないと働く意欲が湧かないですよね。

過労死した人のニュースを聞けば余計にです。過労死者にとって働く意味は何だったのか考えさせられます。

「社会に認められる」と思って働くのもいいですが、その考えで果たして何十年も働く意欲を持ち続けることができるでしょうか。

そこで今回は、働く意欲を引き出すための3つの「働く意味」について紹介します。

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働く意味とは?

どんな仕事も引き受けることを美徳とする人は心身ともに疲弊するデメリットがある人が働く意味には次の3つが考えられます。

生活費を稼ぐ手段

これはほとんどの人が第一の意味に掲げていることと思われますが、自給自足以外の生活をするならば生活費を稼ぐ必要があります。その手段として「働く」という行動を選ぶのです。

ただ、この意味で注意をしておきたいのは「必要な生活費はどれくらいか」という点です。

例えば、月6万円の生活費で足りるのに月20万円以上の給料って必要でしょうか?

月6万円の生活費なら10万円程度の給料で十分でしょう。それより必要と考える人は贅沢な生活や世間体の良さを求める人です。月20万円以上の給料をもらっている身分でありながら過労死やうつで自殺する人が少なくありませんが、割に合わない話です。

退屈しのぎの手段

退屈しのぎの手段としても「働く意味」は成り立ちます。

仕事をしないと退屈です。どうせ、ろくなことをしないでしょう。

「退屈しのぎなら趣味でもいいではないのか?」というツッコミもあるでしょう。

しかし、趣味を極めても最後に行き着くところは虚無感です。

例えば、ゲームを誰よりも早くクリアしたからって何が面白いですか?

確かにクリアしたときは爽快感があります。しかし、次に起こるのは「次に何をしようかな」というやりたいこと探しであり、それもやがて止まり、最終的には虚無感に襲われます。

虚無感に襲われたら、ろくなことをしません。非行、うつで自殺、家でダラダラ過ごして思考停止人生、年をとれば認知症など。それなら働いていた方が遥かにマシです。「働く意味」にはそういった意味もあります。

承認欲求の充足の手段

人は誰でも「他人から存在を認められたい」と思っている動物で、承認欲求を充足させる手段においても「働く意味」があると言えます。

趣味では充足しません。趣味は自己満足させるものだからです。

承認欲求が充足しないとどうなると思いますか?

上述の「虚無感に襲われたとき」と同じで、非行や破壊行為などの非生産的な行動に走ることになります。なぜなら、正当な手段以外で「他人から存在を認められたい」と考えるようになるからです。

犯罪や自殺・自傷行為などの多くは、承認欲求が充足されないことによるものとも考えられます。

一方、「働く」という手段であれば多くの人に喜ばれ、おまけに行動の対価として給料がもらえるので承認欲求を多く得るという効果があります。ですから、仕事を承認欲求の充足の道具に使えます。

憲法上の「勤労の義務」は働く意味にあたらない?

憲法や法律上の意味を理解しておくと人生や生活に便利である国民の三大義務をご存じですよね。その中に「勤労の義務」というものがあります。これは憲法(27条1項)に定められ、次のようにあります。

すべて国民は、勤労の権利を有し、義務を負う。

ただ、この条文は多くの国民に大変誤解を招いているのです。

誤解の点は「勤労の義務=働かなければならない」という解釈。この解釈は社会主義思想であり、正しくありません。

努力義務にすぎない

実はこの規定で言う「義務」は努力義務の意味なのです。努力義務とは「できれば○○しましょう」と謳い文句であり、この規定で言えば「できれば働きましょう」という内容です。違反したからと言って何のお咎めも受けません。(ですから、法律専門家の中には「この条文から義務という言葉をなくした方がいい」という意見もあります。)

つまり、不就労は違憲ではないのです。

もし、あなたの周囲に「勤労の義務があるから働かなければいけないんだ!」と言う人がいたら、「あの規定は努力義務なんだ」と教えてあげてください。

「働かざる者食うべからず」に従わなくてもいい理由とは?

「働かざる者食うべからず」という言葉の意味を理解しておかないと不就労者は皆断食してしまい、社会主義思想に染まる筆者は公務員になる前、働かずに公務員試験の勉強をしていましたが、当時父によく「働かざる者食うべからず」と言われました。

不勉強な当時は「そうだよな。親のすねかじりの自分って最低だよな。」と鵜呑みにして自己否定していたのですが、よく調べてみるととんでもない言葉であることだとわかったのです。

社会主義思想の言葉だから

「働かざる者食うべからず」は会主義思想の言葉なのです。

起源は新約聖書の「働きたくない者は食べてはならない」という一節にあり、20世紀になりソ連の指導者レーニンが転用したことに由来があります。

20世紀当時、ソ連には不労所得で儲けている資産家がいて、レーニンはこれを良しとせず、憲法に「働かざる者食うべからず」という原則を盛り込みました。

日本は社会主義国家ではありませんので、この言葉に従わなくていいのです。

もし、この言葉を言う人がいたら教えてあげてください。「それって社会主義の言葉だよ。」と。

「働く」も「遊ぶ」もほどほどがベスト!

何かを学べるという視点で仕事に携わるとお金以外の財産も手に入るここまで働く意欲を引き出すための3つの「働く意味」について紹介しましたが、いかがだったでしょうか?

「働く意味」とは、

・生活費を稼ぐ手段
・退屈しのぎの手段
・承認欲求の充足の手段

にあるということについて紹介しましたが、そのついでに、この3つを見て “あること” にお気づきになられたら幸いです。それは、

「働く意味」は「手段」である

ということです。生活を充実させるための道具と言ってもいいでしょう。

「働く」は「手段」であって「目的」ではありません。私たちは働くために生きているわけではないですからね。

「適度に働き、適度に遊ぶ」程度の働き方がベストなのではないでしょうか。

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