社員は会社の親睦旅行になぜ行くのか?実際にあったマヌケな話を紹介!

2018年10月26日

あなたはグループでの決め事をどのようにして決めますか?

・あなたの独断
・上司の独断
・多数決をとる

などの手段がありますよね。ただ、いずれの方法をとってもほとんどの場合に反対者が存在するものです。反対者がいたら、どのように対処すればいいと考えられますか?

そのヒントとして、今回は実際にあったマヌケなエピソードを紹介します。千葉県のある会社で親睦旅行の幹事をしていた人から聞いた話です。

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とある職場の親睦旅行物語 ~静かなる内紛~

会議や打ち合わせで意見が合わなかったり無理やり決めるとトラブルの元になりやすい会社には親睦旅行というものが毎年の恒例行事としてありますよね。なぜ社員はせっかくの休みの日に行きたくもない親睦旅行になぜわざわざ行くのでしょうか?

親睦旅行に限らず、忘年会や暑気払いなどでも言えることですが、おそらく「とりあえず参加しておかないと、社内で仲間外れになる」などの理由が多いのでしょう。

これから紹介するエピソードは、幹事が親睦旅行の行き先を決める中で多数決の扱い方を誤ったために課内で内紛が起こったというものです。

実際にあったマヌケなエピソード

では、以下のエピソードをご覧ください。

3人の幹事が業務時間外に概ね次のように話し合っていました。

幹事A:「今年の課の旅行に、京都はいかがでしょうか。秋頃が課の都合がいいし、秋の紅葉は京都が最高ですよ。」

幹事B:「いいですね。京都なら、きっと皆さん賛成ですよ。」

幹事C:「でも、一応課の人たちに希望調査した方がいいですよ。」

課のメンバーに希望調査した結果、『伊豆』の票が一番多かった。「伊豆だったら低予算で収まる」や「日帰りで帰れる」などの理由と推測できるものだった。

この結果を受けて、幹事Cは次のように言った。

幹事C:「でも一応、課長に聞いてからにしましょうよ。」

課長に聞いてみると、次のようなやりとりになった。

課長:「『伊豆』にするなら、俺は行かないよ。ここから近いし、いつでも行けるだろ。それに、俺は次年度に異動なんだぞ。つまり、今年最後の職場というわけだ。もっとマシな行き先にしてくれよ。」

幹事A:「では、希望調査の結果で2番目に票が多かった『愛媛』はいかがでしょうか。」

課長:「よし、そこだ! サンキューな。」

『愛媛』行きに決定したことを課の人たちに伝えると、次々に「友達の結婚式」や「親戚の法事」などを理由にした欠席の旨の申し出が発生。結局当日に行ったのは課長と幹事の合計4人だけだった。当日、課長は次のように言った。

課長:「あれれ、他の人たちは?」

親睦旅行物語へツッコミを入れるとしたら?

ツッコミや疑問を投げるとおかしな点がはっきりして改善しやすくなる上記のエピソードにはツッコミどころが満載です。そのうちの主なものを3つ下記に紹介します。

(1) 課長への報告がなかったこと

まず、当日の参加人数を課長に伝えておかなかったことは良くないですよね。

課長は当日まで何人行くのか知りませんでしたので、大勢行くものだと思って楽しみにしているはずです。

課長は計画通りに愛媛旅行へ行ったものの、終始無言でいらっしゃり、月曜日には暗い顔で出社してきたようです。

それでも課の人たちに旅行の土産を渡すときには笑顔でいたようです。渡す際には、小さな声で「伊豆ならお前たちに会えたのかな?」と漏らしていたとのことです。

(2) 希望調査のタイミングが悪い

会社の親睦旅行の行き先を決めるときは、色々な方法があると思われます。

ただ、少なくとも行き先の候補を絞ったら、まず課長に「〇〇と○○の候補で課の人たちに希望調査したい」旨を伝えることは必要なのではないでしょうか。

逆に、課の人たちへの希望調査で決定した後で課長に「〇〇でいいですか?」と聞くという流れにするのは望ましくありません。課長にダメ出しされれば、再度一から練り直さなければならなくなりますから。

矢印で表しますと、

幹事が行き先候補選定 → 課長に確認 → 課内で希望調査 → 希望調査の結果を課長に報告

であれば内紛など起きないのではないでしょうか。

(3) 幹事の意見がない

幹事の意見がないという点もツッコミどころでしょう。

幹事の中で「AとBとC!」と候補を決めてしまえばいいのに、白紙の状態から課の人たちへ丸投げです。

丸投げすれば北海道から沖縄まで、あるいは外国まで票がバラける可能性があります。実際に「ルクセンブルク」や「ハワイ」と書く票まであったようです。

上記のやりとりで幹事Aが『京都』案を出し、幹事Bが賛同したところまでは良かったものと思われます。それ以外であと2つほど行き先案を加えればよかったのではないでしょうか。

集団での決め事にはある程度候補選定しておこう!

心意気をほめて人間関係の構築を円滑に図っていく今回はとある職場の親睦旅行物語について紹介しましたが、いかがだったでしょうか?

上記のエピソードのように、集団での決め事の段取りが良くないと集団内で火花が散る危険性があります。

普段は争いを起こす気などないはずですが、人は考えが違うと相手に対して嫌悪感を抱きます。エピソード内の上司然り、課員然り。最終的には上司以外の参加者は幹事のみという悲劇の結末。

集団での決め事には

(1) いくつか候補選定しておく
(2) 選定した候補の中で多数決をとって決めていいか上司に相談
(3) 多数決の結果を上司に報告

の順に決めることが基本的に望ましいですね。

選ぶ人の立場で考えてもわかりますよね。白紙の状態で考えるより、決められた候補の中から選ぶ方が遥かにラクです。

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