「他人がどう思うか」を気にする人間関係の悩みを解消する方法とは?

誰かに嫌われたどうしようと思い悩む人あなたは、「私が○○をすると、あの人は快く思わないかもしれない」と思って何かをすることを躊躇することがありませんか?

この「○○」にはいくつかの選択肢があって、どれを選べばいいか迷うものです。

例えば、

・「時計をプレゼントしたら、あの人は困るだろうか」
・「顔に何かついているのを教えると、かえって怒られるかもしれない」
・「あの人の意見を肯定してあげないと、怒られる」

などと悩む例が多く、人間関係の悩みの大部分はこの部分にあると言っても過言ではありません。

そこで、その悩みを解消する道具を紹介します。それは、

「必要以上にほめまくる」

です。この道具を使うと「あの人は快く思わないだろう」などと悩むことがどうでもよくなり、悩む時間を節約することができます。

では、「必要以上にほめまくる」という道具について詳しく紹介します。

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「必要以上にほめまくる」とは?

人をほめると人間関係が向上して前向きな人生を歩むことができる人間は特定の集団に所属していますよね。

・会社
・友人関係
・家族や親戚

など。どんな集団にも「あまり関わりたくない人間」がいるものでありますが、集団の中で生き抜くには避けて通るわけにいかないのが実状です。

そのため、「あまり関わりたくない人間」への対応法が必要であると考えられま。その手段の一つとして「必要以上にほめまくる」という道具が有効です。

「必要以上にほめまくる」については、次の例をご覧いただきますとイメージを描くことができます。

知識をひけらかす人間を相手にする場合

知識をひけらかす人間が、あなたの周囲にいませんか?

例えば、「これは○○産のワインだね。このワインの発祥は~」などとこちらが聞きもしないのに知識をひけらかす人間を相手にすると面倒ですよね。

ただ、それを態度に表すと人間関係がこじれてしまうので避けたいところです。

そこで、要らないウンチクを傾けられた場合には、次のように相手を必要以上にほめます。

「それは初耳です。さすが詳しいですね。普段から勉強されているんですか?」

その話が聞いたことのある話だったり、あなたの方が詳しかったりしたとしても、“あえて” 口を挟まず「知識が豊富であること」についてほめてあげると効果抜群です。

すると、相手は「私の方が詳しいから賢いんだ」と優越感を味わうことができ、その後もあなたに対して友好関係を求めてきます。なぜなら、ヒトは他人よりも優位に立ちたがる動物だからです。

ここで重要な点は、あなたがその人の得意なことを必要以上にほめているだけで、相手から友好関係を求めてくるということです。

イヤミな人間に対応する場合

イヤミな人間も10人いれば少なくとも1人や2人、それ以上いることもあります。

イヤミな人間に対しては、

「さすが、あなたはよく観察されていて鋭い見識をお持ちで感心します。どうやったら、その観察力を身につけることができるのでしょうか?」

などと必要以上にほめてあげると人間関係の構築に効果的です。すると、相手はイヤミを言うのをやめて普通の言葉で話しかけるようになってくるはずです。

なぜなら、イヤミを言う人間はほめられると「心にもないことを言っているのが相手にバレている。イヤミが相手に通用しない」と思い直すからです。

そもそもイヤミな人間は「わざと心にもないことを言っているのに、それを本気に捉えるバカな人間がいるのならバカにしてみよう。そうすれば優越感を味わえる。」と思っているものです。

そのように思うのは、その人自身に「バカにされてきた経験」が多いからなのでしょう。

イヤミな人間には、必要以上にほめてあげることで普通の人間に戻してあげることができるので、人間関係の向上につながります。

根本思想:心理学者・内藤誼人の人間関係論

人生からの問いやヒントとなる著書この道具は、心理学者・内藤誼人氏の著書『聖書が教える人間関係50の知恵』の考え方を根本思想としています。

人間関係に役立つ内容として、次のものが参考になります。

「人の心は読めなくてもいい」

まず、内藤誼人氏は次のように一般的な考え方と逆の考え方を述べています。

人の心は読めないし、読めなくてもいい。

※引用元:『聖書が教える人間関係50の知恵』(内藤誼人・著)168頁

一般的には「A案だとX氏は快く思わないからB案にしておこう」などと思って行動するのではないでしょうか。

しかし、心理学者「人の心は読めなくていい」と言い切っていることに要注目です。

人の心を読めなくてもいい理由とは?

内藤誼人氏は、人の心を読めなくてもいい理由について次のように述べています。

相手が何者なのか、相手がどんなことを考えているのかなどと深く考えていると、どうも付き合い方が不自然になってしまって、ギクシャクしてしまう。
(中略)
そんなことをしなくても、とにかく人に会ったら、相手のことをほめまくればいい、ということだけ知っていれば、人づきあいはうまくいくのである。

※引用元:『聖書が教える人間関係50の知恵』(内藤誼人・著)168~170頁

確かに人の心を読んでも結局外れることが決して少なくないですから、どうせ人の心の読みが外れるのなら、人の心など読まずにほめることに徹することが望ましいと言えます。ほめられるのを悪く思う人間はいませんから。

さらに言えば、読みが当たったところで、相手は図星であることを隠すので、内田誼人氏の仰るように人間関係がギクシャクしてくるのです。

例えば、電車の中で座っていて、高齢者に「あなたは席に座りたいですよね?」と聞くと「べつに、座りたいとは思っていませんが。」と答えて座ろうとしない人がいます。

その場合、「本当は座りたいのに立っている高齢者」「席を譲ろうとしているのに譲る機会を失う若者」との歪んだ人間関係ができてしまいます。

なぜなら、人にはプライドがあり、高齢者には「見ず知らずの人に高齢者と思われたくないプライド」があるからなのです。人の心の読みが当たると、その人のプライドに触れる場合もあるので注意が必要です。

この場合は人の心を読もうとせず「よろしければ、どうぞ。」と席を譲ればいいのです。

このように、人の心を読もうとするとろくなことがありません。

「特定の人をほめない方がいい」

内藤誼人氏は人をほめる場合にも、次の点に注意すべきと述べています。

ある特定の人をほめるということは、ほめられなかったほかの人にとっては、けなされるのと一緒である。

※引用元:『聖書が教える人間関係50の知恵』(内藤誼人・著)174頁

あなたは、この内容についてイメージできますか?

例えば、あなたと同じ仕事をしているAさんが上司に「君は会社のためによく働いてくれている」とほめられたとします。そのとき、あなたはAさんのことを快く思わないはずです。

なぜなら、この上司の評価により自動的に

Aさん=よく働いている人
Aさん以外=よく働いている人ではない

となるからです。

すると、どうなるか。Aさんはイジメられやすくなります。なぜなら、周囲の人間が「自分だけ上司に気に入られようと思って、いい顔をしているんじゃない!」と思うからです。

このパターンは学校でも会社でもよくあるもので、ドラマや映画でも見たことがあるのではないでしょうか。

ですから、人をほめるのはその人と二人でいるときが望ましいです。

人の心を読むより心意気をほめて人間関係を作ろう!

心意気をほめて人間関係の構築を円滑に図っていくここまで「必要以上にほめまくる」という道具について紹介しましたが、いかがだったでしょうか?

知識をひけらかす人間の場合は「知識の豊富さ」をほめ、皮肉を言う人間の場合は「観察眼の鋭さ」をほめる、というようにそれぞれの心意気をほめればいいわけです。

心意気は、その人の “あえて” している積極的な姿勢や思考ですから。

すると、あなたが人間関係を求めようとしなくても、相手の方から求めてくるようになります。

この道具の最大のメリットは、「あの人は快く思わないだろう」などと考える手間を省けることにあります。

あなたは、今まで「あの人は快く思わないだろう」などと考えることにどれだけの時間を費やしたことでしょうか。

今からでも遅くありません。今後は是非「必要以上にほめまくる」という道具を使って、ストレスの時間をなくしていきましょう!

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