「プレッシャーに弱い」は言い訳?本番で緊張しない方法を紹介!

面接やプレゼンの本番前に緊張するビジネスマン緊張しすぎてプレッシャーに負けてしまうことってよくありますよね。

例えば、

・リハーサルでは成功したのに、本番で失敗する
・練習では調子がいいけど、試合になると調子悪い

など。特に、スポーツでの大きな大会では「魔物が住んでいる」と呼ばれるもので、実力者であってもプレッシャーに負ける場面が多く見受けられますよね。

しかし、実力者の失敗は本当に「魔物」のせいなのでしょうか?

いいえ、そんなことはないでしょう! なぜなら、それには「あること」を行えば「魔物」の存在など感じないからです。

その「あること」とは、

「1戦3回試行」

です。「1戦3回試行」を行えば、プレッシャーに負けないどころか、成功する確率が圧倒的に増えていきます。

そこで、今回は物事の成功率を10倍上げる「1戦3回試行」の方法について紹介します。

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物事の成功率を10倍上げる「1戦3回試行」とは?

何度も試行錯誤することによって成功率を高める精度が上がる「1戦3回試行」とは、

・本番前の試行
・本番での試行
・本番後の試行

の3つのことを言います。

そこで、突然ですが質問です。

あなたは、本番を試行と区別できますか?

本番が始まると「試行と異なる感覚」になるものですね。本番では本番前と違って失敗が許されない状況ですから。プレッシャーは「試行と異なる感覚」が生んでいると言っていいでしょう。

しかし、「試行している」という行為自体は本番か否かを問わず同じものです。

そこで、本番とそれ以外での試行について確認してみましょう。

(1) 本番前の試行とは?

本番前の試行とは事前準備のことでありますが、最も重要なのは

本番と同じ条件のシミュレーションを何度も行うこと

です。シミュレーションを行うと修正すべき点が次々に現れてきますので、この修正すべき点が出てこなくなるまで「修正後のシミュレーション」としてひたすら繰り返します。

例えば、プレゼンや会議でしたら、シミュレーションをする際には厳しい質問者を設定しておき、これを前提に想定質問を30個以上用意しておき、その回答を作ることです。

シミュレーションの重要なポイントは、設定の条件が厳しければ厳しいほど、本番に向けて効果絶大であることです。

試験の場合では、試験に近い条件をなるべく多く設定して模擬試験を何度も行うことが重要です。

野球でも、いきなり初心者が球速150キロの投球を打てるわけがありませんよね。打てるようにするには投球マシーンによる200キロの投球で慣れることで、球速150キロの投球にも身体が自然についていくはずです。それだけ慣れの力は絶大です!

何事にも言えることでありますが、シミュレーションを省略した場合の成功率は極めて低いことには間違いありません。

(2) 本番での試行とは?

本番での試行は、基本的には本番前の試行で行ったことを繰り返すだけです。工夫する動作はほとんどありません。

ただ、仮にもし、良くない結果を招いてしまったら、その被害を最小限度にとどめることに専念し、反省などは「本番後の試行の段階」で行うことが望ましいです。

(3) 本番後の試行とは?

本番後の試行では本番前の試行の不足点を抽出し、その不足点を補った上でシミュレーションを行います。

そこで成功できる確信を得られたら、次の本番前の試行に活かします。この試行は、失敗を成功の糧にしていく過程として必要不可欠です。失敗を放置したまま次の本番を迎えるより、遥かに失敗率が減ります。

プレゼンや会議の例で言えば、「想定外の質問があまりにも多くてニーズ調査が不足していた」と捉え、次の本番に向けて「ニーズ調査を徹底的に行うこと」を取り入れる、というようなことです。

この過程を省略すると“同じ失敗の繰り返し”に陥りますので、そのリスクを認識しておくことが望ましいです。

根本思想:野村克也の「1日3試合説」

インタビューに答えた内容に含蓄のある名言を放った有名人この道具は、元プロ野球監督・野村克也氏の考え方を根本思想としています。

野村克也氏は理論派アスリートとして選手時代も監督時代もプロの頂点に立った経験者ですから、彼の考え方は成功者の考え方として捉えることができ、参考になります。

野村克也氏は巨人の試合を見て、次のように話していました。

監督は一日で3試合しなければいけないんだ。

まず試合前に相手のスタメンなどを見て、その日の戦況を予測する“想像野球”。次が試合中の“実戦野球”。そして試合後の“反省野球”。だから、監督は一日に3試合。そうしたことを考えている監督が、12球団でどれだけいるのか。

※引用元:週刊FLASH 2018年8月21・28日合併号の記事「野村克也ボヤく「巨人が勝てない理由」は3捕手併用にあり」より

つまり、1試合の野球には、

・想像野球
・実戦野球
・反省野球

の3つがあるということを野村克也氏は言っています。例えば、試合が始まる前に発表された相手のスタメンを見て、

「敵チームの投手に対してどんな攻撃ができるか」
「自軍投手がどれだけ打たれるリスクがあるのか」
「そのリスクをどうカバーするのか」

などを事前に考える想像野球を行って可能性とリスクを抽出して戦略を立て、その戦略を実戦野球で試行し、良くない点が生じたら個別に修正して次の試合に活かす反省野球を行うようなことではないでしょうか。

仮に「成功率」として数値で表すと?

これらの過程を「成功率」として数値で表すと、

想像野球120% →実戦野球100% →反省野球120%

と設定することができます。想像野球を何十通り、何百通りとシミュレーションした結果、実戦野球でのパフォーマンスはほとんど落ちることがありません。120%想像野球したのであれば、100%実戦野球が可能です。

そして、実戦野球の後の反省野球で修正してシミュレーションし直していくことにより次の試合でのパフォーマンスに良い影響を与えます。

反対に、想像野球と反省野球が足らないと次のようになります。

想像野球70% →実戦野球50% →反省野球70%

このように試合でのパフォーマンスに50%以上の違いまで差が開いてきますので、想像野球と反省野球、つまり、本番前の試行と本番後の試行の重要性について明確にご理解いただけるのではないでしょうか。

本番前も本番も区別することなく披露しよう!

本番でのプレッシャーは努力不足による証だから練習を徹底的に行って平常心でやることを心構えにする人ここまで物事の成功率を10倍上げる「1戦3回試行」の方法について紹介しましたが、いかがだったでしょうか?

「1戦3回試行」の方法についてまとめると、次の表のとおりです。

(1) 本番前の試行 本番と同じ条件のシミュレーションを何度も行うこと
(2) 本番での試行 基本的には本番前の試行で行ったものを繰り返すだけ
(3) 本番後の試行 本番前の試行の不足点を抽出し、補った上でシミュレーションを行うこと

なお、シミュレーションについては、頭の中だけでなく、想定する本番と同じ条件の数が多ければ多いほど実現可能性への精度が高いものとなります。

たとえ本番と同じ条件を設定することが難しい場合であっても、

最低限、紙に文字や図を描くこと

が必要でしょう。

また、プレッシャーは試行不足による不安の表れと言える部分も考えられます

そこで、これからは「1戦3回試行」を徹底的に仕込んで本番に臨むのであれば、プレッシャーどころか「必然的」と思えるほどになるはずです。

「ここまで対策を練ったのだから、成功して当たり前」

とまで思えるようになれば、あなたは本物の成功者です!

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