自己啓発は過信禁物?本やセミナーによくある言葉の真相を解明!

自己啓発をして本を読みすぎな人あなたは、自己啓発をして何かが変わると思いますか?

仕事やライフスタイルを改善しようと思って自己啓発するために本やセミナーを利用する人が多くなっています。しかし、実際には期待できる効果まではないとの声が多いものです。

このことについて、マツコ・デラックスさんも次のように言っています。

「自己啓発本とか自己啓発セミナーで、生まれ変わった人を見たことがないのよ、実際に(自身の)まわりで」
※引用元:ライブドアニュース「「宗教と変わらないかな?」マツコ・デラックスが危惧する自己啓発の求め方」より

あなたの周囲には、自己啓発の本やセミナーを通して生まれ変わった人がいますか?まず見受けられないのでは?

ということは、自己啓発をして生まれ変わるには何かが壁になっている可能性が考えられます。

そこで、自己開発の壁を取り払うために、自己啓発によくある言葉の取り扱い方について提案いたします。

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自己啓発によくある言葉とは?

自己啓発をして能力やスキルを向上していく人まず自己啓発の定義を確認しておきましょう。大抵の辞書には、次のようにあります。

自発的に能力の向上や精神の成長を目指すこと。

このことから、自己啓発とは「自分に何かが足りないと思う人」(以下「受講者」とします。)が「理想の人物像」を目指して行うものと言えます。

自己啓発のワナとは?

この定義の部分に自己啓発のワナが潜んでいるものと考えられます。それは、この「理想の人物像」というものです。なぜなら、自己啓発の言葉をインプットしているうちに本やセミナーが描く「理想の人物像」に誘導されていく危険性が潜んでいるものと考えられるからです。

そのため「本やセミナーが描く理想の人物像とは何か?」という点を確認しておく必要があります。

そうでないと、例えば、新時代の経営者を目指しているわけではないのに、新時代の経営者になるためのノウハウを取り入れることになり、その分の受講時間と費用が無駄になります。

自己啓発して生まれ変わっている人がほとんどいない原因は、大半はここに尽きるものと考えられます。

自己啓発によくある言葉を実用化するには?

知識を活用して便利にしていく人自己啓発によくある言葉は、実際にどれだけ活用されているものなのでしょうか?活用できない知識であるのなら、それは自己啓発にはなっていません。

そこで、自己啓発によくある言葉をいくつか取り上げ、実用化するための工夫案を紹介します。

(1)「ポジティブになろう」

自己啓発には「ポジティブになろう」という趣旨の言葉がよく述べられます。

これは、ネガティブな感情を抱えている心理状況の場合には逆効果です。なぜなら、無理にポジティブに変えようとすると、その反動でストレスが生じて溜まっていき、いつかは爆発してしまいますからです。

例えば、泣いている人に「笑えよ」と声かけるのは酷なことです。泣いている人にとっては、思いっきり泣いた方がスッキリするものです。
※泣くことの精神浄化作用については、「泣く事はストレス解消になる。涙の意外な効能」を参照ください。(リンク先:せせらぎメンタルクリニック)

したがって、「ポジティブになろう」は意識しなくて問題ないと考えられます。

その代用として「今できることは何か?」ということに意識を集中させることが望ましいです。感情をコントロールしなくても、行動をしていくことで感情は勝手についていきます。

(2)「ゴール(目標)を明確にしよう」

ゴールを明確にして紙に書く「ゴール(目標)を明確にしよう」というテーマで書かれる自己啓発系の本もよくありますが、受講者によってはピンと来ないテーマではないでしょうか?

例えば、司法試験に合格することをゴールにするとします。その場合のゴールはそれ以上明確にしようがありません。それどころか、司法試験合格はゴールではなく通過点に過ぎないですよね。

そのため、「ゴールを明確にする」ではなく「通過点を明確にする」の方が望ましいものと考えられます。どんなゴールも最終的には通過点になり代わりますから。

「ゴールを達成しました。その後はどうしますか?」という問題は永遠についてまわります。

(3)「感謝しよう」

「感謝をすればいいことばかりが起こるようになる」と書かれた自己啓発系の本も多く存在しますが、「感謝」をしようと思っても現実的にはなかなか難しいものです。

例えば、病気の人や落ち込んでいる人が「感謝」できるでしょうか?

精神的にその余裕はないはずで、そういう境地にはなりにくいものです。

そのため、「感謝」より「自分を待っている存在」を意識することの方が実用性が高いと考えられます。「自分を待っている存在」を意識することで、現状から何とか脱しようという気になっていきます。

(4)「思いは現実になる」

思いが現実のものになる願い「思いは現実になる」というテーマも自己啓発にはよくあり、そのようなタイトルの本まで出版されているほどです。

あなたは本当に「思いは現実になる」と思いますか?

例えば、あなたが宝くじを大量に買い、「1億円当たってくれないと困る!」と思っていたとします。その思いが現実のものになれば、世の中1億円的中者ばかりになりますよね。そう都合よくいかないのが現実です。

この言葉のデメリットは、神頼みや運任せ同然になってしまいがちになることです。いくら「お金持ちになる!」と思いを強くしても、天から金が降ってくるわけではありません。たとえ、言葉を唱えることなどを一生懸命にしていたとしても変化はないでしょう。

そこで、「思いは現実になる」ではなく「思いを現実のものにするには何が必要か?」ということを意識することをオススメします。

1億円が欲しい場合の実用化案

例えば、1億円が欲しい場合には、

・どうしても1億円が必要なのか?
・借金返済に必要ならば、返済先との相談で分割払いができないか?
・いつまでに1億円を用意すればいいのか?

などの問いを自分で作って、必要なものを整理していくことの方が遥かに実用性が高いのではないでしょうか?

自己啓発の言葉の実用化案をまとめると?

以上の自己啓発の言葉の実用化案をまとめると、次の表のとおりとなります。

自己啓発の言葉 実用化案
「ポジティブになろう」 「今できることは何か?」
「ゴール(目標)を明確にしよう」 「通過点を明確にしよう」
「感謝しよう」 「自分を待っている存在は何か?」
「思いは現実になる」 「思いを現実のものにするには何が必要か?」

このように、「〇〇にしよう」というより問いの形にしてみる方が建設的に物事を進められると思いませんか?

自己啓発の言葉は本質を捉えた上で身につけると実用できる!

本質を捉えると使えないものも使えるようになるここまで自己啓発によくある言葉の取り扱い方について紹介してきましたが、いかがだったでしょうか?

自己啓発の多くは、「意志を強くしていれば、思いが現実のものとなる!」という類のものが多いです。

しかし、意志は強くしようとしても強くはならないというのが現実です。意志よりも先に行動していれば、意志は勝手に後からついていきます。

自己啓発の言葉は魔法でも何でもなく、本質を捉えた上で身につけないと逆効果になるという危険性もあります。これからは、自己啓発の言葉をインプットする前に本質を捉えるトレーニングをしてみてはいかがでしょうか。

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