絶望には映画『パッチ・アダムス』が効く?その理由について紹介!

あなたは絶望したとき、どうしますか?

例えば、次のような場面は誰にでもありうることです。

・医師に「余命一日」と診断されたとき
・事故で夫(妻)や子を亡くしたとき
・勤務先が倒産したとき

など。希望が絶たれたときには「あなたにはまだ希望がある」などの言葉をかけられても心に刺さりません。

そんなときに効く映画を紹介します。それは、

『パッチ・アダムス』

です。

そこで、今回は映画『パッチ・アダムス』に学ぶ絶望に効く考え方について紹介します。

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映画『パッチ・アダムス』とは?

笑いは長生きや健康の秘訣であることを映画『パッチ・アダムス』が教えてくれる『パッチ・アダムス』は、1998年に公開されたロビン・ウィリアムズ主演の医学もの映画です。

内容は、医学生が笑いで病院の患者を治療しようと挑戦を続けていく実話です。

笑いの医学

一言で言えば、笑いの医学を追究していくテーです。

笑いの医学について、大平哲也医師は次のように述べています。

病気との関連では、「笑いで痛みが低減する」、「NK(ナチュラルキラー)細胞(悪性に変化した細胞やウィルスを退治するリンパ球の一種)の活性が上昇する」、「アレルギー反応が低減する」、「血管拡張能が増加する」、「ほぼ毎日笑う人は、ほとんど笑わない人に比べて、脳卒中、虚血性心疾患とも少ない」といった調査結果が出ています。免疫機能を活性化する、また、アレルギーや動脈硬化の対策の役割があると考えられます。

※引用元:健康情報サイト「これカラダ!」の記事「《医師監修》よく笑う人は長生き。笑いは健康によい影響を与えるか!?」より

つまり、笑いは免疫力を高める効果があるということです。

主人公パッチは病院の患者を笑わせて生を高めようと考え、医師の道を歩もうとします。次のセリフが有名です。

死を遠ざけるのではなく生を高めるのが医者の務め

笑いは健康の秘訣なのか?

周囲の人間を見てください。真面目で笑わない人には病気がちの人が多くありませんか?

確かに笑えば誰でも長生きできるかというとそういうわけでもありませんが、笑わないゆえに病気になるという印象は否めません。

面白くないのに無理に笑う必要はありませんが、人間生きていくには少なくとも面白いと思える感覚は忘れてはならないでしょう。

そのことを気づかせてくれる要素が『パッチ・アダムス』にあります。

映画『パッチ・アダムス』に学ぶ絶望感を癒す方法とは?

絶望感を癒す方法は映画『パッチ・アダムス』を見ればイメージを理解しやすい『パッチ・アダムス』には、どのように絶望感を癒す方法が描かれているのでしょうか。

主として挙げられるのは、次のものです。

「過剰ネガティブ」で笑い飛ばす

絶望に陥ったときには、前向きな言葉や冗談よりも「過剰ネガティブ」必要以上にネガティブな表現をすること)が有効なのです。

『パッチ・アダムス』では、絶望している患者ビルが登場します。

パッチはビルに対して次のように接します。

パッチ:将来の予告編をお見せしよう。(天使の格好をしながら話す)

「死」「息が絶える」「果てる」「みまかる」・・・(以下略)

ビル:「おっ死ぬ」

パッチ:「世の煩いから逃れる」

ビル:「昇天する」

パッチ:「長い長いまばたき」

ビル:「呼吸をしない状態」

パッチ:「腐った肉体になる」

ビル:「ウジ虫の餌」

パッチ:「消える」

ビル:「ポシャる」

パッチ:「ポックリ」

ビル:「一巻の終わり」

パッチ:「うつ伏せに埋葬。バイク置き場に。」

ビル:(爆笑)

絶望のビルがなぜ笑ったのか、このやりとりで理解できますか?

 “古今東西ゲーム” のようなものですよね。

必要以上にネガティブに捉えてみると、かえって滑稽に思えてきて笑えてくるのです。その理由については次に触れます。

絶望のときに「過剰ネガティブ」が効く理由とは?

外見の評価を自分で変えると他人の目に映る印象が変わる絶望に「過剰ネガティブ」が効く理由には次のものが考えられます。

イメージ転換

恐怖から滑稽なイメージに転換できることです。

これは余命わずかの人に限らず、「失敗が許されない」という状況でも活用できます。

例えば、あなたが明日の結婚式のスピーチで失敗が許されないとします。

その際には、失敗した自分を次のように「過剰ネガティブ」に想像してみればいいのです。

「失笑を買って周囲からバカにされ、会社でさらし首になる」
「恥をかいて頬を赤らめ、酒で酔ったみたいな顔になる」
「聞き手の客が石みたいに固まり、場が氷のように凍りつく」

など。想像してみると、笑えてきませんか?

このように「過剰ネガティブ」に想像してみると恐怖が滑稽なイメージになるので気持ちが楽になります。

客観視できること

「過剰ネガティブ」には客観視できるという最大のメリットがあります。

絶望しているときは周囲が見えず、「自分が世界で一番不幸な人間」だと思い込んでいるものです。

「過剰ネガティブ」には第三者の視点があるので、これを用いると「見えていなかった世界」が見えてくるのです。

上記の結婚式のスピーチを例に考えてみましょう。

「失笑を買って周囲からバカにされ、会社でさらし首になる」

は「過剰ネガティブ」ですが、「失敗したらどうなるか」がある程度見えていることに違いありません。

さらし首にはならなくても、誰かにせいぜいあなたのいない場所でコソコソ陰口を言われる程度です。

陰口くらいどうってことないじゃないですか。陰口を言っている人だってどうせ100年後はこの世にいないのですから。そう思えば気が楽ではありませんか。

100年後はあなたも含め、誰もいないのです。(イメージしやすくするためにわざと当然のことを申しましたが、これも「過剰ネガティブ」による客観視です。)

絶望に「前向きな言葉」は逆効果なのか?

悩みを人に相談すると解決するのかは疑問である冒頭で触れましたが、落ち込んでいるときには前向きな言葉が心に刺さりません。

落ち込んでいるときに他人から「元気出せよ」と言われて元気になりますか?

元気になるどころか、「上から目線で何言ってんだよ!」という怒りの感情が生じるはずです。

その心理描写を表すシーンが『パッチ・アダムス』にもあります。次の場面です。

パッチ:(慰めようと思い、)ブルースカイ~輝く青い空~♪(歌)

ビル:あなたは医者か?

パッチ:医学生です。何か助けられることがあれば、

ビル:出てけ! 自己満足のエサにオレを使うな!

パッチはビルのために歌を歌って病気を癒そうとしますが、このように怒鳴られて追い払われるシーンがあります。

絶望者は「他人の親切=その人の自己満足」と捉えがちであり、他人が何か親切にしてあげようとすると「私の気持ちをよくわかっていないくせに、いい人ぶってんじゃねえよ」と言いたくなるものです。

絶望者は現実を受け止めたい

絶望者は希望を持ちたいのではなく、現実の受け止め方を決めたいのです。

どう現実を受け止めればいいのかがわからずに苦しんでいるのです。

「過剰ネガティブ」は現実の受け止め方に気づかせてくれます。なぜなら、

「そこまで考えたら大げさだけど、受け止め方は何となくわかったよ」

という心境になり、精神的に落ち着いてくるからです。

人生の結末は

絶望のまま終えるか

笑いながら終えるか

どちらがいいですか。この判断こそが絶望には重要です。

絶望したら『パッチ・アダムス』を思い出そう!

絶望は映画『パッチ・アダムス』を見て笑い飛ばし方を学ぶと生きやすい人生にすることができるここまで映画『パッチ・アダムス』に学ぶ絶望に効く考え方について紹介しましたが、いかがだったでしょうか?

絶望したときには「過剰ネガティブ」が効きます。

「過剰ネガティブ」での笑いはテレビに出てくるお笑いのニュアンスとは大きく異なり、実際に「過剰ネガティブ」で笑うと「こういう笑いもあるんだな」と感じることができます。

その例が『パッチ・アダムス』のパッチとビルの会話の中に含まれますので、頭の中にイメージを植え付けるために是非ご視聴していただくことをオススメします。

そして、絶望に陥ったら『パッチ・アダムス』を思い出してみてください。

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