やる気が出ないときに効く道具

やる気をなくした人あなたは、「挑戦してみたものの、途中でやる気が失せた」と思うことはありませんか?そして、その後には次のように思うのではないでしょうか。

「辛抱の足らない自分が情けない・・・」
「短期集中型なのかな」
「挑戦しても、やっぱりムリだよな」

など。しかし、本来、挑戦する前のイメージ挑戦してからのイメージと食い違いがあって当然ですよね。それにもかかわらず、その差に落胆してやる気をなくしてしまうものと考えられます。

そんなときに、効果を発揮する道具を紹介します。それは、

「好きだからやってるのだ!」意識

です。挑戦するからにはあなたにとって成功させたい目的があるはずであり、その際にこの道具を使えば、失ったやる気を取り戻すことができます。

では、「好きだからやってるのだ!」意識という道具について詳しく紹介します。

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「好きだからやってるのだ!」意識とは?

「好きだからやってるのだ!」意識とは、言い換えれば、ことわざの「好きこそ物の上手なれ」であり、自分にとって好きなことであれば熱心に取り組むことができるという意味を表します。好きなことであれば「やる気」のことなど意識しなくても、夢中に取り組めますよね。

では、質問です。あなたにとって「好きなこと」は何ですか?

例えば、スポーツや料理、カラオケ、読書、ゲームなど様々にあると思いますが、これらは特に苦労せずとも簡単に続けることができますね。

では、あなたにとって「好きではないこと」は何ですか?

これは結構あるでしょう。仕事や勉強、人付き合い、おいしくない食事など。これらを好きになるには工夫が必要と考えてしまうものですが、工夫なども必要ありません。なぜなら、「好きではないこと」の中にも好きな要素があったりするものだからです。

例えば、

・スポーツが苦手な場合は、スポーツの後の食事が楽しみである
・苦手な仕事の中でも、部品の組み立てや資料整理などのタスクが好きである
・苦手な人間と付き合う場合でも、その人から学べる楽しみがある

などです。それを見つけようとすることが、「好きだからやってるのだ!」意識です。

基本概念:「内発的動機付け」

実は、この道具は「内発的動機付け」という心理傾向を基本概念としています。「内発的動機付け」とはその人の意志とは無関係に心の中の満足感を得るための動機付けです。

言ってみれば、「それをしたいからするんだ!」というものです。好きなことこそが心の中の満足感の表れであり、好きなことが長く続くのはこの「内発的動機付け」のおかげです。

「好き」には理由がない?

好きには理由など要らないところで、なぜ人は特定のものに対して「好き」になれると思いますか?

例えば、鶏のから揚げに対して、Aさんは「好き」でも、Bさんは「好きではない」という場合がありますよね。よく人の好みについて“蓼食う虫も好き好き”と言われるものでありますが、この場合のAさんの「好き」には理由があるでしょうか?

勿論「おいしい」と思うからではありますが、それも「好き」の一種の表現です。では、なぜ「おいしい」と思うのでしょうか?

それにはから揚げのサクサクした触感や鶏肉の旨味、味付けなどが理由に考えられますが、いずれの理由にしてもAさんの感覚が「おいしい」と判断したものです。一方、Bさんの感覚ではそのように判断しません。

このことから、「好き」は感覚でのもの(脳が感じていること)であり、「〇〇だから好きである」という論理が成り立ちません。つまり、「好き」には理由がないものと言えます。

そのため、「なぜ好きなの?」と言われたときに返すときの答えは“本音”ではなく“こじつけ”です。“本音”は人間の脳の答えでありますが、私たちはそれを自分で知り得ないのです。

「好きだからやってるのだ!」意識を持つには?

「好きだからやってるのだ!」意識を持つには、好きなものを見つけようとする姿勢が必要である点は上記に述べました。

では、具体的にはどのように好きなものを見つければよいのでしょうか。

例えば、「好きではない」仕事に取り組んでいる場合で検討してみましょう。これは筆者の案ではありますが、

「私が今の仕事をすることにより喜ぶお客様がいる。喜ぶお客様が増えると嬉しい。」

と意識することはいかがでしょうか?図式にすると次のとおりとなります。

自分の今の仕事 → その成果 → お客様の喜び → お客様の増加

このように考えると、あなたの仕事によって喜ぶお客様が増えてくれると嬉しくなりませんか?仕事は自分のためにしていると辛くなるので、このように考えると気持ちが変わってくるはずです。

人間は社会的な動物と言われていますし、社会に適応するための脳を持っていて、「お客様が増えてくれる仕事」を好きになれるように作られていると考えられます。

このことは、自己啓発系や仏教系の著書でよく触れられる「利他」や「感謝」という概念に近いと言えますが、 「利他」や「感謝」を実生活で活用していくのは難しいものですね。しかし、「お客様の喜び」を考えるのはそう難しくはないでしょう。

つまり、喜ばせたい誰かがいれば結果的に自分も嬉しくなり、それが「好きなこと」になっていくのです。まさに「情けは人のためならず」ということわざのとおりで、誰かのためになることを一生懸命行えば、同時に自分のためにもなります。

「好きではない」中でも「好き」を発見しよう!

思わぬものを発見するセレンディピティここまで「好きだからやってるのだ!」意識という道具について紹介してきましたが、いかがだったでしょうか?好きなものを見つけようとする姿勢があれば、好きなものが見つかり、好きなもののために取り組むことができ、必然的にやる気が起きてきます。

もう少しお役に立てそうな案を挙げますと、

「好きではないけど、その中でも〇〇は好きだな」

という感覚もありと考えられます。つまり、「好きなもの探し」です。勿論、「好き」という対象を他人に向けるのが最も効果的で理想です。

今後、取り組むものについてやる気がなくなってきた場合には、「好きだからやってるのだ!」意識という道具を積極的に使ってみてください。

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