多くのネット記事や本を読んで判明!オススメの3つの「すぐやる方法」とは?
先延ばし癖でなかなかすぐに実行へ移せないことって、よくありますよね。
あなたは、そんなときどうしますか?
私なら本やネットで改善策を探しますが、紹介されている内容は「それができないから悩んでいるのに」というものばかりで、どれが有効なのかわかりにくいです。
しかし、簡単に実行できる方法は3つだけあります。
そこで今回は、本やネット記事で判明した効率的な3つの「すぐやる方法」について紹介します。
「すぐやる方法」を知る前に確認しておくべき2つのポイントとは?
「すぐやる」には、まず次のことを確認しておく必要があります。
(1) 必要性
あなたが「すぐやるべき」と思っていることは、本当に今必要なことなのでしょうか?
と申しますのは、必要性がないと「すぐやる」という心構えができないからです。
「すぐやる」とは言えども、心構えが必要です。
指定された期限がないのなら、自ら設定する必要がありますが、その期限は果たして守らなければならないものなのか。設定した期限には根拠が必要です。
例えば、「一カ月で英会話を身に付ける」という目標があるのであれば、その根拠が何なのか?ということです。
「英会話を身に付けると何かと便利だから」という根拠では足りません。
「来月、外国人の友人が遊びに来るから」
「来月、外国へ出かける予定だから」
などと言った、必要に迫られるレベルの根拠が必要です。
(2) すぐやらないことによるデメリット
もう一つ質問します。
あなたが「すぐやるべき」と思っていることは、今やらないとどうなるのでしょうか?
この質問に答えられるようになることが必要です。つまり、すぐやらないことによるデメリットの確認です。
例えば、近くに倒れている人がいれば「すぐ」救急車を呼んだり、「すぐ」応急処置するなり、何らかの行動を「すぐ」起こしますよね。「すぐやらないとどうなるか」が明確だから「すぐやれる」のです。
「すぐやらないとどうなるか」のデメリットが「すぐやる」力を生じさせるのであり、デメリットがないのなら「すぐやる」力がゼロであるのは当然です。
本やネットで判明したオススメの3つの「すぐやる方法」とは?
以上のことを踏まえて、「すぐやる方法」について紹介してまいります。
(1) 行動を阻害する原因をなくす
必要に迫られていても、「すぐやる」気がどこかへ行ってしまうことがありますよね。それは、行動を阻害する原因がある証拠です。
あなたの行動を阻害する原因は何でしょうか?
考えられる多くは、インターネットです。インターネットが阻害の原因になる場合には、回線を切ったり、使いづらい環境に置くなどの対策が必要です。
「阻害の原因となるものを起動すること自体が面倒になる」という心理状況になれば、成功です。
(2) 正解思考を捨てる
正解思考を捨てること、つまり、「この世に正解はない」と考えて取り組むことです。
と申しますのも、正解思考に陥らせた犯人は学校の教育だからです。
私たちは、小中学校や高等教育で「何が正解か」という教育を受けてきました。正解思考だと、答えが出るまでグズグズ考える姿勢になり、「なかなか答えが出ない」という先延ばしの態度になります。
そこで、正解思考を捨てることで「すぐやる」ことを実行できるようになります。
行動力のある人を見ていればわかると思いますが、正解思考がないから行動が早いです。「とにかく動きながら修正していけばいい」という考えの持ち主が多いです。
(3) とにかく繰り返して習慣にする
歯磨きが参考になります。歯磨きって面倒なのに、なぜ毎日できるのでしょうか?
習慣になっているからですよね。しかも、上記の確認事項「必要性」と「やらないことのデメリット」も理解した上で行っているはずです。
とにかく繰り返して習慣にすることで身体が勝手に動いてくれて、結果的に「すぐやる」という結果を導きます。
著書『0秒で動け』で有名な伊藤羊一氏が、次のように述べています。
苦手な仕事は習慣化して乗り切るのがいいです。モチベーションを上げるのはあきらめましょう。
苦手な仕事でも、取り掛かれば少しは進みます。溜めれば溜めるほど手を付けるのが億劫になるので、習慣化したほうが負担は減るんです。
苦手な仕事を放置すると億劫になるのは、上記「すぐやらないことによるデメリット」とも関連する話ですね。
やる気は持続しないのでやる気を出して取り組んでも長続きしませんが、習慣にしてしまえばやる気なんて要りません。歯磨きを一々「よし!気合いを入れて歯を磨こう!」なんて思ってやりませんよね。
「すぐやる」には脳と関係がある?
『すぐやる!』の著者・菅原洋平氏は、「脳を変えれば、行動が変わる」と仰っています。行動も行動を阻害するのも、実は脳の作用によるものなのです。
新しいことに対して億劫になるのも、新しいことを始めて挫折するのも脳の作用です。脳は現状維持することに必死ですので、新しいことをしようとすると徹底的に抵抗し、従来の習慣に戻そうとします。
脳に判断させないことが「すぐやる」への秘訣
あなたも経験あると思いますが、脳は3秒以上経過すると「やらないための言い訳」を考え始めます。(メル・ロビンズは著書『The 5seconds Rule』で「5秒」と述べていますが、個人差によるでしょう。)
今やろうと思ったことが3秒以上経過すると「今やらなくても明日があるか」と変わったりしますが、それは脳のオシャベリです。意志は脳のオシャベリに勝てません。脳に判断させないためには、3秒以内に決断することです。
決断が次の行動を決めますが、遅い決断による判断はすべて脳のオシャベリによるものであり、大抵ロクなものではありません。仕事や家事、趣味など生活のあらゆることに影響し、変化が乏しく面白味のない凡人の人生になってしまいます。脳は変化が嫌いで、凡人になりたがるからです。
そこで、3秒以内に決断する癖を身に付けることで、より充実した人生を送ることが可能になると考えられます。
「すぐやる」人間になり人生の道を切り開いていこう!
ここまで本やネットで判明した効率的な3つの「すぐやる方法」について紹介しましたが、いかがだったでしょうか?
・この世に正解はない
・脳は凡人になりたがる
・今やらないと後で後悔する
の3つのポイントを押さえておけば、「すぐやる」人間になれるはずです。
仕事でも何でも「デキる」と思われる人は、例外なく行動が早いです。この3つのポイントを意識せずともわかっているからなのでしょう。
これからは、彼ら以上に「すぐやる」人間になって人生の道を切り開いていきましょう!