「批判」は生きる世界を大きくする道具?本当の意味と使い方を紹介!

対面や会話を怖がって主張を控えてスマホをいじっている人あなたは批判をすることを恐れていませんか?

批判をすると

「あなたは私のことをバカにしているのか?」
「あなたは私のことが嫌いなのか?」

などと返り討ちにあうことを恐れている人が少なからず見受けられます。

しかし、あなたにも言い分がありますよね。言い分を主張せずに我慢していると相手のいないときに「愚痴を言う」か「ストレスをためる」かどちらかになります。

そこで、効果を発揮する道具を紹介します。それは、

「代案つきの批判」

です。この道具を使うと、批判を恐れないだけでなく相手とWIN-WINの関係を築きあげていくこともできます。

では、「代案つきの批判」という道具について詳しく紹介します。

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「代案つきの批判」とは?

相手を批判ばかりしていると誹謗中傷合戦や口論、戦争に終始する結果となる「代案つきの批判」とは「現在の案は良くない。ゆえに別の案を提供する」というものです。

一般的に、批判と言えば「Aはダメ。Bもダメ。Cもダメ」とダメ出しに徹するものばかりが見受けられます。

しかし、ダメ出しばかりで何が生まれるのでしょうか?

・思考停止
・誹謗中傷

が生まれるばかりで、建設的なものが全く生まれてきません。

そこで、「代案つきの批判」という考え方が必要と言えるわけです。

「批判」の意味とは?

ここで「批判」という言葉の意味を確認しておきましょう。

「批判」には

・「良悪の評価」
・「誤りを正すべき論理」
・「哲学による究明」

の3つの意味があります。

一般的に「反発」や「否定」の意味で使われることが多いのですが、正すべき論理を導かない限りは誤用です。

例えば、「私は全く運動しない」と言う人に対して「それは間違いだ」と指摘するのみの行為は「批判」ではなく「反発」や「否定」に過ぎません。

そこから「ある程度運動をしないと骨や筋肉が弱ってくるから運動した方がいいよ」と正しい論理に導いた段階で初めて「批判」と言えます。

なお、上述の「誹謗中傷が生まれるダメ出し」は「批判」と呼べるものではありません。

確かに相手の意見を否定すると相手が傷つくかもしれませんが、それは相手の捉え方や結果的なものであって、「批判」の目的や手段によるものではありません。

そもそも人が批判する心理とは?

頭を柔らかくして生きやすい人生にしていく考えを持つ人は生きている経験の中で各自、自分なりの考え方を持っています。

しかし、自分の考え方とは真逆の人の言動を見て「それは違う!」と批判する気持ちが生じてきます。

例えば、電車の中で若者Aが高齢者を目の前にしているのを知りながらも座っている場合にBさんが批判するとします。

この場合、Aは「席を譲らなくてもいい」という考えを持っているのに対し、Bさんは「高齢者には若者は席を譲るべきだ」という考えを持っています。

すると、BさんはAに対して批判する気持ちが必然的に生じます。

同じ地球上にいても、人によって世界に対する見え方や捉え方の違いからこのような心理が生じるものと考えられます。

この心理を深読みすると「人は同じ世界に生きていないと不安になる」というものが見えてきます。

人は違和感を抱くと“他人とは異なる世界に生きているような感覚” になり、その感覚が不安になり、その不安を解消するために「同じ世界で生きようよ」と批判する言動を採るものとも考えられます。

「代案つきの批判」の方法とは?

人と円滑にコミュニケーションをとるには比較や付加して意見を述べると上手く行くでは、「代案つきの批判」の方法について紹介します。

(1) 比較しながらの提案

「代案つきの批判」の一つ目の方法として、比較しながらの提案が挙げられます。

具体的に言えば、「こちらの案はいかがでしょうか。あなたの案と比較すると〇〇のメリットが多いと思いませんか?」という提案の仕方です。

例えば、あなたの友達が「朝食にはパンを食べるといいよ」と言ってきたとします。それに対してあなたは「いや、ご飯の方がいい」と思っていたとします。この場合で、「比較しながらの提案」をしてみてください。

提案の例としては次のようになります。

「パンもいいけど、たまにはご飯にしてみてもいいのでは?朝食のおかずを納豆にすると健康的ですし、納豆にはパンよりもご飯が合いますよ。」

いかがでしょうか。比較しながら主張をすれば相手の意見を全否定する形にはならないので相手は傷つきませんし、「この人の案もいいかも」と受け入れる可能性が出てきます。

(2) 付加しながらの提案

二つ目の方法として、付加しながらの提案が挙げられます。

具体的に言えば、「あなたの案には〇〇が足りないので〇〇を付加すればより良いのではないでしょうか?」という提案の仕方です。

例えば、「みかんを10個買った方がいい」と友達に勧められましたが、あなたは内心で「りんごも買いたい」と思っていたとします。この場合で、「付加しながらの提案」をしてみてください。

提案の例としては次のようになります。

「みかんを10個も買うと毎日みかんで飽きるから、りんごと5個ずつ併せて買う方がいいのでは?」

相手の主張を一部だけ受け入れて、それに付加する形にしてみました。こうすることで、別の案として作り上げることができます。偏らず、バランスのとれた考え方になるのでオススメです。

生きる世界を大きくするために積極的に批判してみよう!

人はつながりあっていて困ったときはお互い様と思って生きると楽しくなる考え方ここまで 「代案つきの批判」という道具について紹介しましたが、いかがだったでしょうか?

「代案“なき”批判」ですと思考停止に陥り、誹謗中傷の嵐になりかねませんので、批判には代案をつけることが基本的に必要です。

また、人が批判する心理には「誰かと同じ世界に生きていないと不安になる」というものがあることについても確認しました。

この心理を応用し、積極的に批判を取り入れて生きる世界を大きくしていけばいいわけです。

生きる世界を大きくするためには、次の提案をすることが望ましいです。

(1) 比較しながらの提案
(2) 付加しながらの提案

批判は「反発」や「否定」だけでなく建設的な意味が含まれる言葉ですので、これからは積極的に批判してみませんか?

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